木の根を張らす方法
木の根を張らす方法について
木にとって根を張らすことは大事なことです。根は土の中の水分や養分を吸い上げる役目があるからです。また、体を支え倒れないようにする役目があります。
今回は、木にとって大切な根を張らす方法について触れたいと思います。
葉っぱが根を作る
根を張らす方法を考える前に、何が根っこを作るのかを考えましょう。「光合成」という言葉を聞いたことがあると思います。理科の時間で習いますね。「光合成」は簡単に言ってしまうと、太陽光エネルギーで二酸化炭素という空気と水をミックスして糖分を作ります。この糖分が植物の体を作ります。根っこを作っているのは、「光合成」で作られた糖分という事になります。
「光合成」は葉っぱの中にある「葉緑体」で行われます。
根を作っているのは「葉っぱ」と言えます。
根を増やすには「葉っぱ」が多い方がいいという事になります。

上の写真は松の写真です。長年きつく剪定してい松で根がほとんどありませんでした。
強い剪定で葉っぱっがない。 → 根がなくなっていく。 → 葉っぱが減る。さらに剪定 → 根がさらになくなる。 のような負のループで松が枯れかけている例です。
この松は現在治療中です。
根が張りやすい土、張りにくい土
「葉っぱ」が多くて、沢山光合成をしても、根っこが張りにくい土ではやっぱり根が張っていきません。根っこが張っていかないとどうなるのでしょう?根っこは光合成に必要な水や養分を吸い上げる役目がありますので、根っこが張っていかないと、葉っぱが多くあっても光合成ができまくなります。そうなると、また根っこが減っていくという負のループに入ります。
下の写真はキンモクセイの老木の写真です。

わかりにくいですが、土が硬く地表付近にしか根がありません。地表から30㎝ぐらいのとこらから下は根があまり見当たりません。このキンモクセイは何とか面的に根を張りますが、深さに対して根を張れません。浅いところは、乾燥や温度差の影響も受けやすいです。
このキンモクセイは葉っぱを上の方からなくしていって、枯れてしまいそうなことから治療することになりました。
根を張りやすい土づくりをして、根を張ることで多くの葉っぱを維持できるようになります。
水不足で根が張る
何か矛盾するようにも思いますが、水が不足してくると根が張っていきます。
根の役割の1つは水を吸うことです。土の中に水分が少ないと、根は水を求め伸びていきます。反対にいつも水がたくさんあると、伸びなくても水を吸うことに困らないので根は伸びようとしません。満たされていると、無理に根を伸ばさなくても良いからです。無駄な体力は使わないようになっています。よく水やりのコツで「甘やかさないように・・」というのはこのことだと思います。水をやりすぎず適度に乾いた状態にすると根が張っていきます。
かといって、水が完全になくなると枯れてしまいますので、水やりにはお気をつけください。
参考ホームページ
桜の治療のページ⇒http://sakura-rarara.com/index.html
樹木医のホームページ⇒http://www.matui-jyumokui.com/
樹木医に相談・トップページ⇒https://sdgs-greening.com/
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