土壌調査・植栽基盤調査で重要な「土色調査」とは

土壌調査や植栽基盤調査の中でも、欠かせない項目のひとつが土色調査です。土色調査とは、土の色を標準化された方法で記録し、土壌の状態を読み解くための重要な調査です。
土の色は「赤っぽい黄色」「黒と灰色の中間」など言葉だけでは曖昧になりがちです。そこで使用するのが標準土色帖(Munsell土色帳)です。
標準土色帖とは
標準土色帖には、さまざまな土の色が「明度(明るさ)」と「彩度(鮮やかさ)」の違いで細かく分類され、すべてに記号が付けられています。調査ではこの記号を記録することで、誰が見ても同じ色を再現でき、客観的で正確な土色評価が可能になります。
土色から分かること
● 腐植の量
腐植は植栽土壌の肥沃度を示す重要な指標です。腐植が多い土は一般に黒褐色に近づきます。植栽基盤の改良を考える際には、排水性と同じくらい腐植量の把握が欠かせません。
● 鉄分の酸化・還元状態
土の赤色・黄色・青灰色などの違いは、主に鉄分の状態によって決まります。
- 通気性が良い土壌:鉄分が酸化し赤色系に変化
- 通気性が悪い土壌:酸素不足により還元状態となり青灰色・黄緑灰色に変化
これらの色の違いから、土壌の通気性や水分状態、植栽基盤の問題点を読み取ることができます。
土色調査は「土の姿を読む」ための重要な手掛かり

土の色は、腐植量・通気性・排水性・鉄分の状態など、土壌の健康状態を知るための多くの情報を与えてくれます。植栽基盤調査や土壌改良計画を立てるうえで、欠かせない基本調査のひとつです。
参考ホームページ・樹木医に相談
樹木医のホームページ⇒http://www.matui-jyumokui.com/
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