お寺や神社での桜の管理
お寺様・神社様の桜の管理について
今回記事では、お寺様や神社やで桜の管理作業する時に特に気をつかうことについて触れたいと思います。
お寺や神社の桜は、桜がきれいに楽しめるという意味。その桜に思い出が詰まっているという意味ももちろんあります。それは個人のお家の桜やこども園などにある桜も同じことです。お寺や神社の桜はそれに加え、歴史的な意味や背景があることがあります。歴史上の人物が植えられたとか御神木であるとかお寺や神社によくある重要な意味を持つ桜があります。
お寺や神社の桜を管理するのには、そういった歴史的な意味を理解したりや御神木に対する畏敬の念をもって管理作業に向き合う必要があります。
ここでは、お寺や神社の桜の管理で気を付けること、気を配ることを挙げていきたいと思います。
御神木の桜の管理
御神木の桜の管理について
先ほども申し上げていた通り、御神木の桜の管理にはその歴史的な意味や畏敬の念をもってその作業を行うことが大切です。そのことは、管理者様の意向を理解しやすく作業計画や目先の細かい作業にも影響を与えます。
御神木の桜の管理 愛知県
愛知県守山区の御神木の桜です。

高所作業車を使っての剪定作業です。
桜切るバカ、という言葉がありますが、それは剪定をするなという事ではなく、知識のない人は剪定しない方が良いという意味で私はとらえています。
剪定することで桜は長生きすることができます。
御神木の桜の管理 京都市
京都市左京区の桜の御神木。祇園白川の辰巳大明神の
桜です。

祇園白川は桜のシーズンになると多くの観光客や地元の花見の方が来られて大変にぎわいます。この御神木の桜も多くの花を毎年咲かせます。樹齢は70年は超えているソメイヨシノです。桜の管理でまだまだ長生きしそうです。
危険枝・危険木
桜の御神木について触都がれましたが、桜を管理するのに前提として気を付けなければいけないことがあります。
倒れる危険性の高い木を「危険木」と言います。「桜が倒れないか?」「倒れそうな桜はないか?」ということです。
また、折れる可能性の高い枝を「危険枝」と言います。「枝が折れて危なくないか?」ということです。枝が折れて、下を通った人に落ちたり、重要な設備や建物を壊したら大変なことになります。
お寺様や神社様の桜を管理する時は、まず「危険木」や「危険枝」の有無について注意するようにしています。
踏圧害
お寺や神社では、桜の近くに通路が設けられていることがあり、桜の周りを人が何度も行き来することがあります。人間の体重でも、繰り返し踏みつけることで土が固まってしまいます人間が土を踏むことで土が締め固まることを踏圧と言います。踏圧で土が締め固まって、桜などの木が弱ってくる事を「踏圧害」と言います。
土が締め固まると次のようなことで桜などの木が弱ります。
①土が硬くて水が沁み込まない⇒水不足
②土が硬くて根が張れない。伸びていかない。
③土が締め固まって土の中の隙間がなくなる⇒酸素不足になる。
このような事があって桜が弱ってきます。
お寺様や企業様での桜の管理は踏圧害をどうするのか?という課題に取り組まなまければならないことも多いです。
桜によるイメージづくり
桜は、見る人に喜びや感動を与える存在であり、特に立派な桜はお寺や神社の象徴的な役割を果たしています。こうした桜は、そのお寺や神社様のイメージ形成やイメージアップにも貢献します。
お寺や神社の桜を管理する際には、桜の健康状態と見た目の美しさの両方に配慮しながら作業を行っています。また、長期的な視点と花の量を考慮した短期的な視点の両方を持ちながら、桜の管理に取り組んでいます。
長寿の桜、いつまでも長く楽しめる桜
老木の桜の美しさ
桜が弱ってくると、伐採して新しい桜に植え替えようかという話が出ることがあります。しかし、実際に植え替えることは稀で、多くの場合そのまま残されることが多いようです。「切ってしまえ!」と言っていた人も、いざとなると「やっぱり残しておこう」となることが少なくありません。
それはなぜでしょうか?
新しい桜には若々しい美しさがありますが、老木の桜にはまた別の美しさがあります。若い桜の美しさは比較的植えてすぐに楽しめますが、老木の美しさは長い年月と手間が必要です。どちらの桜も綺麗だと思いますが、やはり私は老木の桜の持つ本当の美しさに心を奪われることがあります。
桜を美しいと感じる訳
多くの人は桜を見て美しいと感じますが、その理由は見た目だけではないように思います。
私の思うところですが、桜は人生の節目にたびたび登場します。入園式や卒業式、新入社員の歓迎会、恋人とのデートなど、桜はさまざまな思い出を彩ります。桜を見るたびに、それらの思い出や感情がよみがえり、美しさをさらに感じるのではないでしょうか。
また、お寺や神社には子供の頃から親しまれている桜があり、長年その桜を見守ってきた人々にとって、それは特別な存在です。
桜の寿命は約60年と言われますが、丁寧に管理されればそれ以上生き続けることも可能です。お寺や神社で桜を手入れする際には、そうした特別な思いが込めて作業をするようにしています。
by 樹木医 松井裕之
( 樹木医松井裕之の樹木病気相談のリライト )
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参考ホームページ
桜の治療のページ⇒http://sakura-rarara.com/index.html
樹木医のホームページ⇒http://www.matui-jyumokui.com/
樹木医に相談・トップページ⇒https://sdgs-greening.com/
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