韓国樹木医協会から桜の治療について講師依頼をいただき、宇治市植物公園での枝垂れ桜の治療事例を紹介しました。 桜の管理や桜の治療で大切にしているポイントや実際の治療現場での技術をこの研修で紹介しました。
■ 韓国樹木医協会で桜の治療についてお話ししました

このたび、韓国樹木医協会から桜の治療に関する講師依頼をいただきました。
日本の桜管理の技術に興味を持っていただき、実際の事例を交えながらお話しする機会となりました。
特に、私が作業設計及び作業指揮をした宇治市植物公園の枝垂れ桜の治療について関心を示していただき、今回の講師依頼につながりました。
■ 宇治市植物公園の枝垂れ桜の状態

- 樹勢が弱っている
- 根元の土が固くなっている
- 水や空気が根に届きにくい状態
- 枝枯れが進んでいる
- キノコが発生する
■ 実際に行った治療内容
枝垂れ桜を元気にするため、次のような概要で治療を行いました。
● 土壌の環境を整える

- 固くなった土を改善し、空気と水が通りやすい状態に
- 有機質系の土壌改良剤や炭を使った土壌改良
● 枯れ枝の処置

桜の治療をするのに、枯れ枝を剪定をすることは大切な作業です。植物公園の桜は大枝を含め大小多くの枯れ枝がありました。
- 枯れた枝を丁寧に取り除く
- 切り口から病気が入らないように、また枯れ枝が元枝の腐朽の原因にならないようにする。
治療前の枝垂れ桜には、次のような症状が見られました。
● 支柱の設置
- お互いの枝がお互いを邪魔しないように枝を誘導する。
- 枝が安心して伸びるように配慮する

● 定期的なチェック
- 定期的な状態確認
- 必要な作業の確認
こうした積み重ねにより、枝垂れ桜は少しずつ元気を取り戻していきました。

春になると立派に花を咲かせ、多くの方を楽しませます。
■ 講師としてお伝えした内容
韓国樹木医協会では、次のようなテーマでお話ししました。
- 桜の管理の仕方と考え方
- 宇治市植物公園での治療事例
- 根の状態をどう見極め対処するのか
- 土壌改良のポイント
- 桜を長く健康に保つための工夫
参加された皆さんからはご質問や、ご意見も多く頂戴いたしました。「実際の現場の話が参考になった」と嬉しい声をいただきました。

木を救いたい気持ちは同じ
研修の後は、雑談となりました。韓国の樹木医と日本の樹木医との雑談です。
私たちとの違いも感じたこともありました。しかし、間違いなく同じものがありました。
「木を救いたい気持ち」です。
参加された皆さんからはご質問や、ご意見も多く頂戴いたしました。「実際の現場の話が参考になった」と嬉しい声をいただきました。

樹木医 松井裕之
■ 桜の治療でお困りの方へ
桜は見た目以上に繊細で、ちょっとした環境の変化で弱ってしまうことがあります。
もし次のような症状があれば、早めの診断がおすすめです。
- 枝が枯れてきた
- 花つきが悪くなった
- 幹にキノコが生えている
- 大きな空洞がある
桜の治療や樹木診断について、お気軽にご相談ください。
桜の治療・桜の管理で樹木医に相談
樹木医のHP http://www.matui-jyumokui.com/
桜の治療のHP http://sakura-rarara.com/
樹木医に相談・トップページ https://sdgs-greening.com/
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