弱ってきた松を「このまま枯れてしまうのでは…」と心配される方は少なくありません。大阪府豊中市で行った今回の治療では、菌根菌接種や土壌入替によって松の治療をしました。樹木医が現地で状態を見極め、最適な処置を行った事例をご紹介します。

枯れゆく松に、再び命を。

大阪府豊中市での樹木医による松の治療

「最近、庭の松の元気がなくて…」 そんなご相談をいただいたのが今回のお客様でした。

お話を伺うと、2年ほど前から少しずつ葉が茶色くなり、枝先も弱ってきていたとのこと。しかも、この松は亡くなられたお父様が大切に育ててこられた木だそうで、「どうしても枯らしたくないんです」と強い思いを持っておられました。

そのお気持ちはよくわかるような気がします。庭木は単なる木ではなく、そこには多くの思い出や歴史が宿っています。

■ 現地で状態を確認すると…

葉の先から枯れてくる松を治療 大阪府吹田市

実際に豊中市のお庭で松を見せていただくと、見た目以上に根の状態が悪くなっていました。

  • 吸収根(細い根)がほとんど機能していない
  • 土が固く、水や空気が入りにくい
  • 栄養がうまく吸えず、枝先から弱っている

「葉が先から茶色くなる」 「部分的に枯れが出る」 こうした症状は、根が弱っているサインなんです。

■ 松の治療方針

土壌の入れ替えで松の治療 大阪府吹田市

松を回復させるには、まず“根が元気に働ける環境”を作ることが最優先です。

そこで今回は、

  • 土壌の入れ替え(炭を主な用土として使った土壌に入替)
  • 菌根菌の接種(吸収根を増やすための処置)

この2つを中心に治療を行いました。

菌根菌というのは、松と相性の良い“良い菌”で、根の働きを助けてくれる存在です。 これを根っこに接種(くっつける)してあげることで、弱った根が再び水や栄養を吸いやすくなります。

■ 作業後の変化

治療後すぐに劇的に変わるわけではありませんが、他の木と一緒で松もゆっくりと回復していくものです。

  • 通気性、排水性がしっかり確保され、根が呼吸しやすい
  • 水がしっかり吸えるようになる
  • 新しい吸収根が増えやすい環境になる

こうした“回復の土台”を整えることで、徐々に元気を取り戻していきます。

お客様にも「これで少し安心しました」と言っていただけて、私たちも嬉しい気持ちになりました。

  樹木医 松井裕之

■ 対応エリアについて

今回の施工は 大阪府豊中市 でしたが、 当店は以下の地域でも松の治療・メンテナンスを行っています。

  • 京都
  • 大阪
  • 奈良
  • 兵庫
  • 岡山
  • 滋賀
  • 和歌山
  • 三重
  • 愛知
  • 岐阜
  • 徳島
  • 香川
  • そのほか全国

「松が弱ってきた気がする…」 「葉の色が悪いけど原因が分からない」 そんな時は、早めにご相談いただくと回復の可能性がぐっと高くなります

樹木医のホームページhttp://www.matui-jyumokui.com/

樹木医に相談・トップページhttps://sdgs-greening.com/